トリトブの手記 はじめに
こうやってブログ書き始めるのには、
長〜い長い時間(1年間)がかかりました。
なにがそんなにぼくの足を引っ張っていたのかとういうと、自意識という魔物です。
つまり、
「今お前は映画評論家ぶって、浅〜〜い知識でカッコつけた文章を垂れ流すブログを始めた」
と、未だに僕に話しかけてる、かなり手強い、多くの人間が戦っているあの魔物のこと。
ぼくとあの魔物との戦争は1年前、大学1年の夏休みに毎日家で、Netflixを24時間稼働させていたころ、はじまりました。
「あっ、この人、すごいめんどくさい。」
そう思ったあなた、ぼくも今同じ気持ち。
でもここまで書いたから書くよ、だって、1年間もかかったから。
ぼくは大学入試に無事失敗し、希望では無い大学に入学を決めた時から、たくさん(でも無い)映画を見始め、映画評論家である町山智浩さん、宇多丸師匠、高橋ヨシキさんなどなどの、映画の話を聞いていて自分も映画を理解したいと思い、感想をノートに書き始め、その内に人と感想を分かち合いたいと思うようになった。
あ、こういう時Twitterで呟けばいいのか
実名ではないアカウントを作り、誰か映画好きな人と話せることを期待し、例の魔物を全力で封じ込めながら、ポツポツと自分なりの感想を呟くぼく。
……………なにもおこらない
世界中の映画の情報で毎日猛スピードで働くタイムラインとは別に、打って変わって通知欄は、水を打ったようなというよりは、もはや水は打たれるまでもなく、静か。
まぁそれもそうで、人と会話するのはフォローした時のひとこと挨拶のみ。フォローさせていただいた人の感想に共感しても、急に見ず知らずの人にコメントすることができず、イイネするのみ。
自分からは行かずに、人からコンタクトを求めるぼくがバカだった。
そーこで!
考えたのが、ブログを書くこと。
もともと手帳に書いていた感想をまとめて、ブログにすれば共感してくれた人と話せる(話しかけてくれる)ようになるかも!という完全に受け身な姿勢はTwitterと変わってはいないものの、文が長くなりがちなぼくは、ブログの形式の方が性に合っているキガスル……
もちろん例の魔物は「ブログを書く」と聞くやいなや、いつもの数十倍ものエネルギーを放出し、普段は魔物も疲れるから出さない派手な技を繰り出し、壮大な(ハンスジマーの)音楽と共にぼくの頭を暴れまわる。
その期間1年間。
魔物との長期戦でボロボロなぼくは、もはや考える脳みそを失い、魔物の存在をあっけなく忘れ、ようやく今日ブログを始められた、、!
という次第です。長かった。
できたらトリトブという名前のTwitterをフォローして話しかけて欲しいです。ぼくも話しかけます。
超駄文、超長文失礼いたしました。
これからよろしくお願いいたします。