トリトブの日記

映画、音楽、ゲーム、とかとか

いまさらNetflixオリジナル「13の理由」を観た!

f:id:Oi_daki:20180318102401j:image

〈あらすじ〉

ティーンエイジャーのクレイ・ジェンセンが学校から帰宅すると、玄関に7本のカセットテープが入った箱が置いてあることに気がつく。それには2週間前に自殺した同級生、ハンナ・ベイカーが自らこの世を去る決断をした13の理由が録音されていた。

 

 

 

 

 

なんとなく先送りにしていて、観てなかったけど、試しに1話観てみたらとまらなくて困った、、

 

 

このドラマはもちろんいじめ問題について考える際のテキストとしても充分だと思いますが、それ以前に普通に「面白い」のが一番いいですな。

 

 

これは、小さいサスペンス構造と大きいサスペンス構造が一体となっているからだと思いました。

テープに出てくるハンナが自殺する原因となった人間は、どいつで、どんな事をしたのか。これが小さいサスペンス。

そして自分がテープを持っているということは、確実にいつかは聞くことになるクレイのテープ。それがいつ来るのか。これが大きいサスペンス。

まぁだいたいのサスペンス映画はこういう構造になってると思いますが、、(でもこのドラマは、その構造と連続ドラマの性質を合致してるのを利用した所が発明だと思う)

 

 

あとテープ内のクレイと、現在進行しているクレイとの区別をつけるために1話目でおでこに傷がつくのとか細かな気配りも良かったですね。

 

クレイが最初はただのボンクラに見えるけど、どんどんかっこよく見えて来るのすごい

 

ちなみにクレイの持ってる灰色のリュックはAmazonベーシックっていうAmazonのブランド?みたいなやつで、1600円くらいで買えそうです。クレイがかっこよかったから欲しくなっちゃった。安いし。なんかジョセフ・ゴードン=レヴィットに雰囲気似てるディラン・ミネット。だからぼくが好きなのかな〜

f:id:Oi_daki:20180320232508j:image

 

https://www.amazon.co.jp/gp/aw/d/B013TGESIQ/ref=mp_s_a_1_8/358-5517556-6864314?__mk_ja_JP=カタカナ&qid=1521551756&sr=8-8&pi=AC_SX236_SY340_QL65&dpPl=1&dpID=41GadsYlTZL&ref=plSrch&th=1&psc=1

 

クレイの服装に注目して見ても、いつも灰色のパーカーとか地味な服装の彼があるワンシーンだけ彼らしく無い服を着るシーンがあって、「もしあの時〇〇だったら、、」っていう最高に切ないシーンになってるのがよかったなぁ

 

 

 

こういう「いじめをされる側でなく、いじめをする側の目線に立って、しかも自分は絶対にいじめなんてしたこと無いなんて言えなくなる物語」自体は、決して楽しいものでは無いけど、それでもちゃんとドラマとして面白く作ると、最後まで興味を持って見れるし、ちゃんと自分で考えることもできるんだな〜と感心しました。

 

 

 

シーズン2は今年の春らしいですね。楽しみ。

最近twitterとかでNetflixが13の理由の特別映像をいまさら上げたりしてたから、そろそろ来るのかな〜なんて思ったりしながらサントラ聞いて待機してます。